ワーケーションで地方に行くなら、「せっかくだから観光しないともったいない」と思っていませんか?
私も最初はそう思っていました。
交通費や宿泊費をかけて行くなら、できるだけ現地を楽しみたい。有名な場所にも行きたいし、できれば「ちゃんと旅行した」という満足感も欲しい。
特に自分で費用を出している場合は、「元を取りたい」と感じるのも自然なことだと思います。
せっかく行くなら充実させたいし、どうせなら楽しみたい。そう考えるのは、むしろ真面目だからこそかもしれません。
でも実際にやってみると、ワーケーションは思っていたよりも“仕事の時間”がしっかりあります。移動もあるし、環境が変わるだけでも、意外と体力を使う。平日は思ったより自由に動けないことも多いです。
以前は、観光の時間があまり取れないと「ちょっともったいなかったかも」と感じることもありました。
でも、何度かワーケーションをしていくうちに、楽しみ方はもっと自由でもいいのかもしれないと思うようになりました。
そもそもワーケーションって何?という方は、まずはこちらで全体像を押さえておくと理解しやすいです。
→ ワーケーションとは(基礎から解説)

観光しないともったいないと思っていた――
ワーケーションは「旅行」とは少し違います。日中は仕事をして、その合間にその土地の時間を楽しむ。そんなイメージに近いかもしれません。
ただ、実際のところは業務量によって余裕がある日もあれば、普通にしっかり仕事の日もあります。移動だけでも思っている以上に疲れることもありますし、慣れない環境で作業するだけでも集中力を使います。
「毎日観光できる」と思っていると、想像よりも自由時間が少なく感じるかもしれません。「せっかく来たのに、あまり出かけられなかった」と感じたことはありませんか?
そう思うと、少し損をした気持ちになることもありますよね。
でも、ワーケーションは必ずしも観光がメインでなくてもいいのだと思います。
ワーケーションは「何を楽しむか」を決めると満足度が上がる
色々な場所でワーケーションをしてみて感じたのは、「全部やろうとしなくていい」ということでした。
観光もしたいし、グルメも楽しみたい。カフェにも行きたいし、ゆっくりもしたい。せっかくなら全部体験したくなります。でも、全部やろうとすると意外と忙しくなります。
予定を詰め込みすぎると、仕事にも影響が出てしまったり、逆に疲れてしまったりすることもあります。
ワーケーションでは「仕事の進め方」や「時間の使い方」も重要になってきます。
→ ワーケーション中の仕事効率を上げる方法(実際にやっている工夫)

また、観光の入れ方によってはうまくいかないケースもあります。
→ ワーケーションで観光地に行くときの注意点(よくある失敗と対策)

それなら最初から「今回はこれを楽しもう」と決めてしまった方が、気持ちもスケジュールも楽になります。
エリアによって楽しみ方を変えている
私の場合は、エリアによって楽しみ方を変えています。その時の仕事の状況や、その場所の特徴に合わせて、何をメインにするかを決めています。
沖縄|観光を楽しむワーケーション
沖縄本島に行ったときは、比較的業務が落ち着いているタイミングでした。海を見たり、カフェに行ったり、少し足を伸ばして出かけたり。いわゆる「旅行っぽい」過ごし方も楽しめました。
非日常感がしっかりある場所なので、観光をメインにするワーケーションも相性が良いと感じました。少し遠出をしても、それ自体が気分転換になります。
実際の過ごし方やスケジュール感は、こちらでまとめています。
→ 沖縄ワーケーション体験記事

小田原|温泉でリラックスするワーケーション
これから予定している小田原は、観光を詰め込むというより温泉でゆっくりする時間を楽しみたいと思っています。移動も比較的シンプルですし、落ち着いた環境で仕事ができる場所です。
観光をメインにしなくても、温泉に入る時間があるだけで満足度は変わります。しっかり働きつつ、少し回復できるようなワーケーション。こういう過ごし方も、無理がなくてちょうどいいと感じています。
名古屋|グルメを楽しむワーケーション
名古屋の場合は、グルメに振り切る予定です。都市型のワーケーションは、移動時間が少なくても楽しみを作りやすいのが良いところ。
モーニングに行ったり、ランチを楽しんだり。短い時間でも満足感があります。大きな観光をしなくても、食事だけでその土地らしさを感じられるのが嬉しいところです。
観光スポットをたくさん回らなくても十分楽しめる
楽しみ方は、必ずしも有名な観光地に行くことだけではないと思っています。神社やお寺を巡ったり、観光スポットをいくつも回ったり。もちろんそういう過ごし方も楽しいです。
でも、それだけが正解ではありません。
例えば朝に少し散歩をするだけでも、その土地の雰囲気は感じられます。いつもと違うカフェに行ったり、普段より少しだけゆっくり食事をしたり。温泉に入ったり、景色を眺めたり。
大きな予定を入れなくても、環境が変わるだけで、気分は少し変わります。むしろ予定を詰め込みすぎない方が、仕事とのバランスも取りやすいと感じています。
平日は仕事、観光は土日に回すという考え方もある
平日に無理に観光を入れようとすると、どうしてもスケジュールが忙しくなります。移動時間を気にしたり、仕事の時間を調整したり。気持ちが落ち着かなくなることもあります。
そのため私は、平日は仕事を優先しつつ、余裕があれば軽く外に出る程度にしています。どうしても観光をしたい場合は、土日を観光の時間にすることもあります。
メリハリをつけておくと、「観光できなかった」という気持ちも減ります。無理なく続けるためには、少し余白を残しておくくらいがちょうどいいのかもしれません。
ワーケーションは「少し楽しみのある生活」くらいがちょうどいい
ワーケーションは、旅行のように予定を詰め込む必要はないと思っています。たくさん観光しなくても、普段とは少し違う環境で過ごすだけでも気分は変わります。
朝の空気が少し違ったり、歩く道が変わったり、食事の選択肢が変わったり。そのくらいの変化でも、十分リフレッシュになります。
ワーケーションは「旅行をしながら仕事をする」というより、少し楽しみのある生活を別の場所で送るような感覚に近いのかもしれません。
観光の時間があまり取れなかったとしても、それだけで失敗というわけではありません。その時の仕事の状況や体調に合わせて、自分に合った楽しみ方を見つけていけたらいいのだと思います。
ワーケーションは「少し楽しみのある生活」くらいがちょうどいいのかもしれません。
どのエリアでワーケーションするかによっても、楽しみ方や過ごし方は変わってきます。
→ ワーケーションはどこがいい?(エリア別におすすめを解説)

無理に観光を詰め込まなくても、その土地らしさを感じるだけでも十分満足できるはずです。



